富士登山-1 (1日目、〜本6合目)

「一生に一度は富士山に登ってみたい!」という思いからスタートした登山企画。ついに本番を迎えました。ルートは須走。参加者は5名でした。

日程
一日目
五合目〜本六合目
本六合目の山小屋で宿泊

二日目
本六合目〜山頂
お鉢回り
山頂〜五合目

本当は8合目で宿泊したかったのですが、宿がうまっており、段々下がって本六合目となりました。あの様子だと、8合目に宿泊するには1月前に予約する必要があったと思います。またそのためには1月前に人数を確定させておく必要があります。次回富士登山やるなら参考に。

1日目の様子

9時、車で平塚駅出発
11時、シャトルバスで五合目へ


富士山須走口五合目。11時30分。標高2000m。


きのこ料理をウリにしている山荘菊屋で昼食。きのこ鍋定食。上に見える白い棒状のものはマツターケです。これにきのこご飯もついてきました。きのこご飯も鍋も超美味しかったです。この辺で獲れたきのこをふんだんに使いましたって感じでした。


出発。12:30。店員さんから本六合目は近いから自然を楽しみながらゆーっくり、ゆーっくり歩くようにとアドバイスされました。


須走の登り口は森の中です。精霊がいそうなほど美しい森の中を歩きます。


登る


ちょっと休憩


ムラサキモメンヅル。マメ科高山植物です。根が綿のように発達していることからその名がついたそうです。高山植物は皆根が発達しているようです。栄養の少ない土地でも生きられるのはマメ科の窒素固定化能のおかげでしょうか?


天気が不安視されていたのですが、出発早々大雨に降られてしまいました。いそいで合羽を着用。雨は激しく、登山道の底を水が流れ、小さな川のようになりました。いきなり山の天候の厳しさを体験してしまいました。

「これが続いたら下山を決定すべきだな。」と思いましたが、幸い短時間でおさまってくれました。

大雨に打たれた後なのに皆良い表情をしていますね。


先に進みました。森林限界を超え雲より高い所まで登りました。森林限界付近には白樺が多かったです。他の木が生きられない場所で生きられる白樺には何か特殊能力があるのでしょうか?


ゴール。本日の宿がある本六合目に到着です。標高2700m。人によっては高山病の症状が出始める高さです。


本六合目からの眺め。山中湖が見えます。ベンチに座って流れる雲と雲の切れ間から見える大地を眺めました。今日の達成感とあいまって最高の時間でした。

夕食はカレーライス。頑張って登った後なので皆何杯もおかわりしてました。美味しかった!

ご飯を食べたらもう就寝。19時。山小屋って狭い!寝床は屋根裏部屋みたいな場所で、中腰でないと歩けないような部屋でした。山小屋ってこういうものなのですね。立地から考えれば納得できます。雨風寒さがしのげるだけで感謝。

一回寝たけど22時に起床。目覚めると外が騒がしかった。宿の外に昼間よりも多くの人達が。山頂でご来光を見るために夜歩く人達だ。夜歩く人達が昼間よりも多いなんてびっくり。

居間で山小屋のおじさんと1時間ほどはなしてもう一回就寝。頑張って翌日の4時まで寝ました。