鍋割山-塔ノ岳

お久ぶりです。MAXです。いやー、最近忙しくって、久しぶりの活動となってしまいました。

さて、今回は何とMAXが幹事の登山企画です。この企画は「一生に一度は富士山に登ってみたい!」という思いから始まりました。最初は何も知らなくて、いきなり富士山に挑戦するつもりだったのですが、体験者の話を聞いてみると登山経験の無い人がいきなり富士山はちょっと無理があるなとわかってきました。

そこでホップ、ステップ、ジャンプと三段跳びで富士山に挑戦することにしました。第一発目は6月に大山に登る計画だったのですすが、生憎の大雨で中止となってしまいました。梅雨真っ只中の時期に登山イベントを企画するのは無理があったと反省。5月に行うべきでした。ホップでいきなりずっこけてしまいました。

一度や二度こけることだってあるさッ!と立ち上がりまして第二発目は鍋割山-塔ノ岳。富士山前ということで、前回よりもハードなコースとしました。今回はなんとMAX企画にも関わらず天気に恵まれ、絶好の登山日和となりました(笑)。僕の最近の行いの良さがきっと天に通じたのでしょう。(では以前は・・・。という野暮なツッコミはしてはいけません。)


では当日の様子を振り返ってみましょう。

6:45 平塚駅集合
7:00 出発。車で県民の森駐車場へ。

朝早ッ!こんなに朝早くに遅刻せずに集まってくださった皆さんありがとうございました。所要時間を考えるとどうしてもこの時間に集まる必要があったのです。

08:15 県民の森駐車場着
08:30 登山開始

いきなり某リーダーがミスコースし、参加者が不安の奈落の底に叩き落とされるハプニングがありましたが、ご愛敬ってことで許してください。(汗)


県民の森駐車場から30分で二俣に着きます。先日の台風の影響かここに至るまでの道のあちこちが崩れており、台風の爪痕の凄さを強く感じました。

二俣の橋で記念写真。下見のときはこの橋を渡るとか冗談かと思いましたが、本気でした。山はわりとこんなもののようです。

輝く緑と日の光が美しいですね。そう、山は美しいのです。


二俣より少し登った場所にて。皆が持っているのは水道水入りのペットボトルです。山頂には水が無いため、登山者がボランティアで水を山小屋に運びます。鍋焼きうどんを山頂で食べるためには誰かが水を運び上げる必要があるのです。

JLSの素敵なメンバー達は「それなら俺がやってやるぅ!」と喜んでペットボトルをザックに入れていました。僕も2Lのを一本持ちましたが、2Lのを2本持った漢達もいました。


ペットボトルポイントから少しゆくと登りがきつくなり、登山っぽくなります。沢のような水が流れる道を登りました。台風のせいか前回来た時よりも水量が多く、また道もより荒れていました。

沢を登るにつれどんどん道が険しくなってゆきましたが、道が荒れているのは台風のせいに違いないと全てを台風のせいにして先に進みました。しかし、あまりに道が険しくなり「これはおかしい。こんな所コースじゃない」と戻ってみると、沢の隅っこにひっそりとある本当のコースを発見!!

本当のコースに入りました。緑のカーペットのような下草が美しい杉林の道です。本当のコースの歩きやすさに感動。いやー、道があるって素晴らしいですね。(笑)


尾根に出たところで記念写真。ここから鍋割山の山頂まではずっと尾根伝いです。尾根は景色が見えやすく、清々しい風が吹くので、尾根を歩くのって最高に気持ちが良くて大好きです。


11:00 鍋割山山頂の山小屋着。フゥ〜。結構歩いたな〜って感じです。

鍋割山の名物は鍋にちなんで鍋焼きうどんです。運動して汗かいて腹ペコになった状態で食べる鍋焼きうどんは格別です。


高原の美しい木陰でみんなで鍋焼きうどんでお昼ご飯。


山小屋ではかき氷を売っていました。一人が買うと、俺も俺もと連鎖反応。MAXもつられて買ってしまいました。(笑)

美しい木陰でかき氷。なんかもう“夏☆しちゃってる”感がハンパなかったです。


鍋割山の草原にて。こーんなすげーとこ来たんだぜー!


12:00 鍋割山より塔ノ岳に向けて出発。

鍋割山から塔ノ岳までも尾根伝いの道です。高原的な美しいブナの森の中を歩きます。空気が物凄く澄んでいて、自分の身体まで浄化されたように感じました。


鍋割山から1時間半かけて13:30 塔ノ岳に着。ここが今回の最高ポイント。1450m。


塔ノ岳の山小屋は尊仏山荘と言うようです。また山頂には仏様がまつられていました。由来は不明。


塔ノ岳山頂は360°の大パノラマです。神奈川の平野部も海も、富士山もみーんな見えます。富士山をバックに記念写真。王子、素敵です。絵になる男です。


タイトル:山と男。
しびー。こちらも絵になりますね。

14:00 塔ノ岳発。下山開始。


行きに鹿を見かけた場所でまた鹿さんに会えました。ああもう、鹿さんかわゆすなぁ、かわゆすよ〜。美しい滑らかな赤茶色の毛並みといい、そのつぶらな瞳といい、鹿さんの愛苦しさはもう犯罪です!もう持ちかえって一日中さわさわなでなでしてたいです。


下り道にて。上の方には視界を遮るものが何もありません。そのため広がる平野部を見渡しながら下ることができます。その良いポイントにて記念写真。充実感が伝わってきますね。

ここから先は岩がガラガラの道をひたすら下ります。岩は着地のショックを吸収してくれないので膝への負担はかなりのものがあります。最初はカモシカのような軽やかな足どりだったのが、生まれたての小鹿に(笑)。下山では膝への負担を如何に和らげるかが重要です。ステッキや膝のサポート機能のあるスパッツがお勧めです。

岩ガラガラの道を下り、杉林の中を下り、3時間かけてようやく出発地の県民の森駐車場へ戻れました。つ、疲れたー。


登山のあとはお風呂。秦野にある湯花楽(ゆからく)という銭湯で汗を流しました。うーん、極楽、極楽。今日は登山して気持ちの良い風呂に入って、最高に充実した休日になりました。

〜最後に〜

今回は天気が良くて良かったです。また事故無く全員が無事に下山出来て何よりでした。参加された皆さんには楽しんで頂けたようで嬉しかったです。また良かったら登山企画にご参加ください。